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医療と介護 商品

医療と介護は、人の命を守り、健康に生活するという観点から、一つのジャンルとしてくくられることが多いようです。時には医療と福祉と呼ぶこともありますね。
介護を必要とする方は、なんらかの病気や障害を抱えているため、通常よりも体調管理に気をつけなければなりません。
そのため、介護施設に医師や看護師といった医療関係者が出向くことは珍しくありませんし、かかりつけ医の健康チェックや指導も介護保険を利用して行われるサービスの一つです。
また、どちらも被保険者が保険料を納め、実際に必要となったときは本来かかる料金の一部でサービスが受けられるというシステムをとっています。
診療報酬と介護報酬のシステムも、根本的な部分では同じことが言えます。

もう積立式にするしかない

 賦課方式は人口構成から既に維持不可能、よって速やかに積み立て方式に移行しろと説く。時々「未納者がいくら増えようが年金は破綻なんてしない」という論者もいるが、現役・将来世代の負担を増やせばいくらでも誤魔化せる。500兆の積み立て不足をすべて保険料引き上げで賄った04年改革のように。
 現役世代にとってそれは解決とは言わないし、未納者が将来救われるわけでもない。上記のような意見は、年金という金づるを手放したくない厚労省が御用学者に言わせているデマゴーグにすぎない。彼らにとって問題が顕在化するのは、自分たちが死んだ後のことだからどうでもいいのだ。
 結局、著者の言うように、我々の保険料は右から左に老人の年金にまわすのではなく、積立金としてプールするしかないのだろう。

子を持つ親ならば、一読すべき

日本における、社会保障制度の危うさを、改めて感じさせられた。
残念ながら、現状の日本では【長生きするリスク】が非常に高く、
次の次の世代である、今の子供たちに何をしてあげられるのか?
自分の子供が将来、この国で幸せに生活していく為に、
我々、親の世代は考え、行動しなくてはならないと思った。

政治家に、官僚に、そして経済学者に騙されないために

要は「現行の賦課方式を清算して積立方式へ再移行せよ」という、世代間の不公平および経済的効率性に重点をおいた社会保障改革論。著者の社会保障財政への危機意識は至極真っ当なものであり、政府・役所・社会保障の専門家(=御用学者)の作為・不作為に対する怒りには共感する部分も多い。
しかし、自身の推計結果の優位性を強調するあまり、積立方式のデメリットを過小評価している感がある。例えば、「人口構成の変化には中立的でも運用リスクはモロに被るのでは?」「そもそも運用収益率だって人口構成の影響は免れないのでは?」「社会保険と民間保険を"保険"というだけで同一視するのはどうよ?」「チリなどでは積立方式へ移行して失敗に終わったが、その総括は?」etcなど、積立方式にも数々の疑問が指摘されているのだが、本書では「過去10年はデフレだったから問題ない」「官僚や御用学者による屁理屈」等と切り捨てるか無視を決め込むかしており、こうした反論に真摯に対処しようとしない姿勢は誠に残念である。

とはいえ、経済学者による典型的な年金議論を俯瞰できるという意味では、とっつき難いが有用な一冊である。政府や官僚だけでなく経済学者に騙されないためにも、彼らが弄する数字のマジックの手口は心得ておきたい。